第11回個展「深く感じて ときめいて・・・幽顯一如」を終えて、はや一ヶ月半。
今回は日本各地から、ことに東京からたくさんお運びいただきまして感謝申し上げます。
ついでに来たのではなく、わざわざ個展に来たのですと・・・
遠路お越しいただき、本当に嬉しゅうございました。
2019年東京日本橋で第10回目の記念展を開催し、関西でも開催との声に応えたいと思っていたらコロナ。
またきっと機会をいただけると思っていたら、枚岡神社にお導きをいただきました。
東京で発表した作品たちは、
9回目から10回目の個展までの8年間に熟成させたもの。
それ以前の作品も・・・
みんな、久しぶりに皆様にご覧いただき嬉しそう。
祝詞の作品の多いことに驚く。
飾りながら、この場所にピッタリだと私も嬉しくなりました。
今回のために、「幽顯一如」を制作。
見える世界はほんの一部、
見えない世界のほうが広く深く限りなく、大切であることをお伝えしたくて篆書で書きました。
これは何??
え??
あ~~そうか~~!
と言いながら楽しそう。
その文字たちの起源をお話しすると
ん~~と唸ったり、納得したり・・・
他にも篆書をモチーフにしたmodern 書 artの作品たちに
漢字の面白さを知っていただけたと思います。
そして2019年に発表した作品「笑笑笑・・・」
私たちの住む星、地球が劣化の一途をたどっている。
地球温暖化、生物多様性の減少・・・
クマや鹿、イノシシたち動物が里に下りてきて畑を荒らす悪いヤツだと言われている。
違うでしょ?
動物たちの住む場所、食べ物を奪ったのは誰?
私たち人間でしょ。
ならば元に戻すのが筋です。
私たち一人一人が、地球が元気に戻るように、
生きとし生けるもののことを思い、
日常の中で共生できるよう意識を変えるほかありません。
私たち人間だけでなく、
生きとし生けるものすべての命が笑顔で生きていけるようにと願いを込めて創った「笑笑笑・・・」を枚岡神社でも展示できて良かった!
この前で涙している方がおられた。
どんな涙だったのでしょうか。。。
また短い言葉の作品は私の内側からあふれた数々・・・
優しさに包まれた・・・
癒された・・・
パワーをもらいました・・・
皆さんが幸せなそうなお顔で御礼を言って玄関を出て行かれました。
これは私にとって、この上ない喜びです。
こちらこそ幸せをいただき感謝申し上げます。
個展は作品あってのことですが、準備がとても大変。
たくさんの方々に支えていただき開催ができます。
ありがとうございましたと、何度言っても足りない・・・
心より感謝申し上げます。
地球上の生きとし生けるものが幸せに生きれますよう、これからも精一杯の力を尽くしたいと思います!
どうぞよろしくお願いいたします。