今年も屋久島へ。
「屋久島縄文牛」が順調に育っています。
2年ほど前に始まり、当初から関わってきました。
みんなで知恵を絞り、名前を考え、
【屋久島縄文牛】は凜穂揮毫。
地産地消の餌を発酵させ、美味しいごはんを経産牛に食べてもらって肥育、
愛情を込めて幸せいっぱいにふくよかになってもらい、私達人間の食に。
はじめは残酷な!と思ったけれど、
仕事を終えた経産牛は何れにしても処分されます。
美味しくなって人を喜ばせて、食を救ってくれる大切な役割を果たしてくれます。
牛舎にいた牛さんが試食会でいただくことに、
抵抗があったけれど。。。
だからこそ、その命をいただくことをリアルに感じ、自然と私は手を合わせていました。
これを子供達に伝えたいと思いました。
生きた食育となる!
牛さんのお世話をしたり、お掃除したり、牛さんと触れ合ったり。。。
その牛さんを食べる体験は、必ずや胸に響くことになるでしょう。
それは牛だけでない、豚も鶏も野菜も同じ命をいただくということを感じて、感謝する心を持ってほしい。
子供も大人も。。。
それを日本中に広げることができたら。。。
いや世界の人達がその心をもったら。。。
世界はもっと優しい、思いやりにあふれた気に包まれることでしょう。
そして、それを表現できる場がほしい!
私の中にうかんだ大切なミッションは、
手を合わせられる祈りの場をつくる。
スタッフ、地元の方々に思いを伝え、
この物語を共に作り上げていけるよう、
まだまだこれから!
ご縁に感謝し、形になるよう、精一杯力を尽くしてまいります。
本当に美味しいのです。
私は脂の多い霜降り肉が苦手、
脂は少なく、ジューシーな赤身に甘い脂。
お腹いっぱい食べても胸焼けしない。
お寿司も美味しかったし、
もちろん焼きも!
感動的な牛肉になりました。