いきとしいけるものが豊かに、幸せに生きていけるお手伝いをいたします。
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2024/05/29
女人大峰登拝  

今年も無事登拝することができました。

先頭、表正大先達の後を、美しい緑の中、足元を見て淡々と歩く。

自分の内側と向き合いながら。

岩場、崖、谷側は足を滑らせると、瞬く間に転がっていくだろう急斜面、一瞬足がすくむ。

ゴロゴロの石を避けて歩かなければ危険。

橋の木は劣化し、信用ならず足を置くところを見極めながら進む。

この山は、いついかなる時を気を緩めるな!と戒める。

時々見上げると、木々の間から見える青空が美しすぎて、有り難い。

自然の大きな懐に居させてもらえることに感謝しつつ、祈りながら歩きました。


一人一人が精一杯歩き、自分の役割を果たす素晴らしい人もおいでです。

学びの一日でございました。

全員で無事に下山でき、心から感謝いたします。

2024/04/24
【第11回木積凜穂書作展 枚岡神社にて】  

第11回個展「深く感じて ときめいて・・・幽顯一如」を終えて、はや一ヶ月半。

今回は日本各地から、ことに東京からたくさんお運びいただきまして感謝申し上げます。 

ついでに来たのではなく、わざわざ個展に来たのですと・・・

遠路お越しいただき、本当に嬉しゅうございました。

 

2019年東京日本橋で第10回目の記念展を開催し、関西でも開催との声に応えたいと思っていたらコロナ。 

またきっと機会をいただけると思っていたら、枚岡神社にお導きをいただきました。

東京で発表した作品たちは、 

9回目から10回目の個展までの8年間に熟成させたもの。

それ以前の作品も・・・ 

みんな、久しぶりに皆様にご覧いただき嬉しそう。

祝詞の作品の多いことに驚く。 

飾りながら、この場所にピッタリだと私も嬉しくなりました。

 

今回のために、「幽顯一如」を制作。 

見える世界はほんの一部、

見えない世界のほうが広く深く限りなく、大切であることをお伝えしたくて篆書で書きました。 


これは何??


え??

 

あ~~そうか~~!


と言いながら楽しそう。 

その文字たちの起源をお話しすると

ん~~と唸ったり、納得したり・・・

他にも篆書をモチーフにしたmodern 書 artの作品たちに

漢字の面白さを知っていただけたと思います。

 

 

そして2019年に発表した作品「笑笑笑・・・」

 

私たちの住む星、地球が劣化の一途をたどっている。

地球温暖化、生物多様性の減少・・・

クマや鹿、イノシシたち動物が里に下りてきて畑を荒らす悪いヤツだと言われている。

違うでしょ?

動物たちの住む場所、食べ物を奪ったのは誰?

私たち人間でしょ。

ならば元に戻すのが筋です。

私たち一人一人が、地球が元気に戻るように、

生きとし生けるもののことを思い、

日常の中で共生できるよう意識を変えるほかありません。

 

私たち人間だけでなく、

生きとし生けるものすべての命が笑顔で生きていけるようにと願いを込めて創った「笑笑笑・・・」を枚岡神社でも展示できて良かった!

この前で涙している方がおられた。

どんな涙だったのでしょうか。。。

 

また短い言葉の作品は私の内側からあふれた数々・・・

優しさに包まれた・・・

癒された・・・

パワーをもらいました・・・

皆さんが幸せなそうなお顔で御礼を言って玄関を出て行かれました。

これは私にとって、この上ない喜びです。

こちらこそ幸せをいただき感謝申し上げます。

 

個展は作品あってのことですが、準備がとても大変。

たくさんの方々に支えていただき開催ができます。

ありがとうございましたと、何度言っても足りない・・・

心より感謝申し上げます。

 

地球上の生きとし生けるものが幸せに生きれますよう、これからも精一杯の力を尽くしたいと思います!

 

どうぞよろしくお願いいたします。

2024/04/19
【屋久島縄文牛】  

今年も屋久島へ。

「屋久島縄文牛」が順調に育っています。

2年ほど前に始まり、当初から関わってきました。

みんなで知恵を絞り、名前を考え、

【屋久島縄文牛】は凜穂揮毫。

地産地消の餌を発酵させ、美味しいごはんを経産牛に食べてもらって肥育、

愛情を込めて幸せいっぱいにふくよかになってもらい、私達人間の食に。

はじめは残酷な!と思ったけれど、

仕事を終えた経産牛は何れにしても処分されます。

美味しくなって人を喜ばせて、食を救ってくれる大切な役割を果たしてくれます。

牛舎にいた牛さんが試食会でいただくことに、

抵抗があったけれど。。。

だからこそ、その命をいただくことをリアルに感じ、自然と私は手を合わせていました。

これを子供達に伝えたいと思いました。

生きた食育となる!

牛さんのお世話をしたり、お掃除したり、牛さんと触れ合ったり。。。

その牛さんを食べる体験は、必ずや胸に響くことになるでしょう。

それは牛だけでない、豚も鶏も野菜も同じ命をいただくということを感じて、感謝する心を持ってほしい。

子供も大人も。。。

それを日本中に広げることができたら。。。

いや世界の人達がその心をもったら。。。

世界はもっと優しい、思いやりにあふれた気に包まれることでしょう。

そして、それを表現できる場がほしい!

私の中にうかんだ大切なミッションは、

手を合わせられる祈りの場をつくる。

スタッフ、地元の方々に思いを伝え、

この物語を共に作り上げていけるよう、

まだまだこれから!

ご縁に感謝し、形になるよう、精一杯力を尽くしてまいります。

本当に美味しいのです。

私は脂の多い霜降り肉が苦手、

脂は少なく、ジューシーな赤身に甘い脂。

お腹いっぱい食べても胸焼けしない。

お寿司も美味しかったし、

もちろん焼きも!

感動的な牛肉になりました。
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